鳥 類
Birds
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ここでは、ながらの里山にいるあまり目にしない野鳥について動画で紹介します。
1 ヤマドリ(Syrmaticus soemmerringii scintillans):”ながらの里山”では、最も多く現れる野鳥です。しかし、なかなか目撃されることは少ない鳥です。2024年はヒナが8羽誕生しました。ヒナについては、2024年動画集 2024動画集 をご覧下さい。ここでは、成鳥についてご覧下さい。
2 カケス(Garrulus glandarius japonicus): 2024年は夏に2回現れました。カラスくらいの大きさできれいな鳥です。最近は街中でも見かけるようになったと言われていますがどうでしょうか。
3 コジュケイ(Bambusicola thoracica thoracica):2024年は4回現れました。鳴き声は、チョットコイ、チョットコイと大きな声で鳴くのでご存じの方も多いと思いますが、姿はあまり見かけません。ウズラを大きくしたような体型できれいな鳥です。外来種です。
4 トラツグミ(Zoothera dauma aurea):ヤマドリと同じくらい頻繁に現れますが、千葉県のレッドリストでは最重要保護生物(ランクA)の野鳥です。体は保護色をしていて、立ち止まるとどこにいるのかわからなくなってしまいます。鳴き声も独特ですので、鳴き声もお聴き下さい。早朝に2羽で鳴いているようです。
5 フクロウ(Strix uralensis hondoensis): 撮影回数は多くありませんが、この3年間継続して現れています。里山の代表的な鳥ですが、夜行性なのでまず見られません。紹介する動画は、9月の早朝に撮られたもので日付のテロップと重なっていてみにくいですが、振り向いた時に顔が確認できます。
6 ミゾゴイ(Gorsachius goisagi):2022年夏に5回撮影されましたがその後記録はありません。遠く東南アジアから渡ってくる夏鳥です。環境省のレッドリストでは絶滅危惧II類に区分されており、全国的にも保護の重要性が高い野鳥です。里地里山の象徴とも言えるミゾゴイの生息環境がまだ残っている、この”ながらの里山”を大切にしていきたいものです。