イノシシ:2024年7月10日に現れたウリ坊14頭と2頭の雌イノシシ。イノシシの基本的な社会単位の母系グループでの子育てです、でもこんなに子供の数が多いのは初めてです。
アライグマ:2024年8月10日に現れたアライグマの親子です。母と子供4頭、子供たちも母と同じくらい育っています。
アナグマ:アライグマと同じ日の2024年8月10日に現れたアナグマの母と子供1頭です。乳房が発達しているので母親とわかりますが、こちらも大きな子供です。
ハクビシン:2024年12月4日に現れたハクビシンの母と子供5頭です。ハクビシンは昨年も12月に親子で現れました。この動画の5頭目の子供がどこにいるのか、わかりましたか?
イタチ:2024年10月27日に単独で現れた、かなり小さいので幼獣と思われます。また素早い動きです。
ヤマドリ:2024年5月に誕生したヤマドリのヒナ8羽とその3ヶ月後の若鳥8羽の姿です。無事、全羽育ってよかった、よっかった。
ながらの里山の周辺でも、イノシシなど野生獣によるイネや農作物への被害が多く、地域によっては田んぼ全体に電気柵が巡らしてあるところや所々に箱ワナを設置したところを見かけます。特にイノシシは、突然道路に飛び出してきたり、身近なところで出くわすと危険を感じるので、防除や駆除の対策は必要です。今回撮影した記録には、おそらく、くくりワナにかかり自ら足を犠牲にして逃げてきたと思われる動物の映像がありました。2024年では、アライグマが手首や肘から先が無くなっているものが4頭、右前足を負傷したハクビシンが1頭、イノシシでは右前肢の蹄が無いものが1頭写っていました。こんな狭いエリアでのことですから、少し多いのではと気になります。なお、ほとんどの狩猟対象動物は傷病野生鳥獣救護の対象動物になっていないので、そのままでも規則上は何の問題もありませんが、いろいろと考えさせられる映像です。