ニホンイノシシ
Sus scrofa leucomystax
Sus scrofa leucomystax
2025年までの4年間の季節区分別毎の撮影回数割合(出現割合)と繁殖確認回数
2022年の撮影回数は、タヌキに次いで3位でしたが、2024年には2位、2025年に1位となりました。その570枚の映像には延べ917頭のイノシシが写っていました。アライグマは、510枚で627頭ですので、頭数の多さが際立っています。それは、繁殖成績を見ても偶蹄類イノシシ科の繁殖能力の高さによるものと思われます。また、アライグマ同様、谷津田の環境にとても適した動物であると言えます。
稲作農家からみれば、イノシシは収穫前のイネを食べたり、田んぼに入りヌタ場にしてしまうなど大きな被害をもたらす害獣です。こちらもアライグマ同様、以前から駆除対象ですが、思うように対策が進んでいないのが現状でしょう。生息頭数が減らない中では、解決策はないように思います。
2022年から3年間の季節区分別毎の撮影回数割合(出現割合)と繁殖確認回数
表1は、2022年から3年間の撮影回数割合を季節区分ごとにみた表です。
出現頻度は、いずれの年も秋に最も多くなり、春から夏の間は少ない傾向でした。
表2繁殖状況は、2022年に1回で産子5頭、2023年には4回で産子25頭、2024年には2回で産子20頭と順調な繁殖成績で、イノシシにとっては生活しやすい環境であると言えます。
A地点では175回、B地点では226回とB地点の方の出現割合が多い傾向にありました。通過するだけでなく、B地点ではエサを探している様子も認められました。
夜間の活動が多い傾向ですが、明け方や夕暮れの時間帯の割合も高いので、目撃されやすい動物です。