星月夜
When you wish upon a star
When you wish upon a star
付録 星月夜 :ここは、ながらの里山という地上から、視線を空に移し、見上げた夜空の星や月についての記録です。流れ星やほうき星、月だけ見ていても、今生きている地球を、そして共につながっている宇宙を感じることができます。生き物たちは、きっと、人間以上に日の長さや月明かり、潮の満ち引きなど体で宇宙を感じていますね。
地球上どこにいても、見上げれば空にはいつも星があります。多くの星はいつも規則正しい運動をしていますが、たまに、流れ星やほうき星など突然現れ消える星があります。そんな特別感のある星たちには心踊らされるものがあります。星に願いを、そんな星たちを集めてみました。
2024 Perseids
撮影日:2024/8/14-15
一晩で162個の流星が流れました
2024 Geminids
撮影日:2024/12/12-13
一晩で160個の流星が流れました
2025 Quadrantids
撮影日:2025/01/01-02
一晩で46個の流星が流れました
☆流星群が現れない日の流れ星は何個くらい流れているのか
:国立天台のホームページには、主な流星群として年間11個の流星群が掲載されています。これを見ると、2月、3月、6月には流星群がないようです。そこで、2025年2月9日から10日の一晩だけですがどのくらい流星が流れるのかを見てみました。結果:流星は一晩で12個でした。やはり流れ星を見るのなら流星群の期間、それも条件が良ければ極大日が良さそうです。でも、夜明け前に見える人工衛星の数はすごいですね。改めて、宇宙ゴミの問題を見たようです。
3月下旬に観測可能が彗星が発見されました。スワン彗星といいます。4月中旬までは日の出前にその後太陽に近づき観測できなくなりますが、5月初めには西北西の空に再び現れるそうです。まず、第1報として4月16日の早朝撮影した画像を掲載します。
2024年10月中旬に肉眼でも見られた大きな彗星です。生まれて初めてこんな大きな彗星を見ることができました(館山市北条海岸)。11月下旬にはだいぶ遠くに離れてしまいました(写真右3枚目)。この彗星は8万年後に帰ってくるそうです。楽しみです!
やはり、地球上どこにいても満月の時は満月が見られます。1月1日が数字で年に区切りを付けるように満月を見るとその都度視覚で心の何かがリセットされる感覚があります。万葉集など古くから歌で月が多く詠まれているように、月を愛でる気持ちは昔から特別なものがあるようです。遠く離れていても同じ月を見ていると思う感情などは、通信手段のない時代はなおさら特別な思いがあったのでしょう。夏の東の地平線から昇るオレンジ色の大きな満月は怪しげな雰囲気があり、冬の空高くに輝く青白い満月は気高く神々しくもあります。満月は、1年に12.73回、100年で1,273回起こるそうです。やはり、年齢とともに満月もその1回、1回が愛おしく感じられるようになります。そんな、満月を集めてみました。
2025年2月12日 月齢13.6
2025年3月14日 月齢14.1
2025年4月14日 月齢16.0